一緒に悩み、考える。
つくるだけでなく、
そのあとの物語も、ともに。
どんな会社もサービスも、それぞれにストーリーがあります。
花のやはそれをサポートしながら、お客様の成長を隣で見ていたいのです。
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データのバックアップについて
毎年恒例の棚卸しの時期になりましたね。
花のやでも物理的な商品はありませんがデータの棚卸しとアーカイブ・バックアップ作業を毎年行っています。
昨年まではLTO1択で考えていましたが、現在はBDで100GBが充分出回り始めたこと。
長期保存のM-DISK対応の書き込みドライブも安価になっていることを交えて、どのようなものがいいか色々と考えてみたいと思います。
アーカイブ保存について注目すべき点(花のや視点)
- 大容量であること
- 寿命が長いこと
- 安価なこと
- 導入・管理しやすいこと
アーカイブ保存に良さそうなメディア、ドライブ(花のや視点)
- LTO
- BD
上記の条件で、注目点をそれぞれ、LTOとBDで比較してみました。
大容量であること
まず花のやのデータといえばホームページ制作会社ということで
デザインデータ、webスペース上のデータとなります。
デザインデータはやはり全体的に容量は大きく、webスペース上のデータも長期間運用しているようなところですと画像だけでギガバイト単位の容量にもなります。
また、それ以外のファイルは容量は小さくとも数千ファイル以上の大量の小さなファイルが有るというところも特徴です。
そのため、できるだけ容量が大きい必要があります。
LTO | LTO6なら非圧縮2.5TB、圧縮では6.25TB |
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BD | 現状の民生品でやっと100GBがでまわり選択肢に、200GBまで行けば相当に有力 |
寿命が長いこと
寿命が長いというのは例えば、普段遣いの光メディアは物理的な焼き込みであればいいですが
科学的での屈折をさせるような焼き込み方や、メディアの作りが悪ければ数年でデータが読み取れなくなることもあります。
HDDについても長い間回転させない場合に読めなくなったり個体差がかなり大きいです。
少なくとも10年単位を目安に担保が取れそうなものが理想的です。
LTO | 一般的には30年 |
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BD | M-DISKであれば100年(はともかく、20年くらい持てば充分) |
安価なこと
例えばLTOの最新の規格で数百万なんてとてもではないけど手が出せません。
無尽蔵にお金が出るわけではありませんし、データ保存が主業であればそちらにお金をかけるべきです。が、通常業務では別途RAIDをくんでいますし、長らく更新されない過去の資産を破棄するのではなく、アーカイブすることが目的ですのでなるべく費用対効果が高いものを狙っていきたいです。
LTO | ドライブは激高だが、今ならLTO6~7の中古なら手が出せる範囲、メディアもそこそこ安価 |
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BD | ドライブもメディアも一般的にかなり安い範囲に |
管理しやすいこと
最後に抽象的な感じですが、管理しやすさとして
最低限NTFSであること。これは古い規格のLTOでは対応できていないことです。
物理的な管理のしやすさとしては、メディアがやたら大きかったりしても管理はしづらいですよね。
また、例えば直接触らずに外部からライブラリでメディアの切り替えができるようなものであればなおよしです。
LTO | 中古のものはほとんどSAS接続のため別途サーバを建てないといけない。 メディアは小さい ライブラリを使えば複数メディアへのアクセスもできる |
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BD | 接続は容易、メディアは薄い、ライブラリは無い(ディスクチェンジャーなんて今はない) |
結果
LTO、BDともに甲乙つけがたく、あとは管理・運用のしやすさのみになっています。
チェンジャーさえ安く売っていれば導入のしやすさでDBに軍配が、単独で普通のLANやUSBなどで接続できるようならLTOに軍配が。
あと数年の間にこれらが解決する日が来るのでしょうか?
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