Illustratorで入稿するときアウトライン化を忘れない方法 - 名古屋でホームページ制作、ECサイト制作なら花のや 名古屋のホームページ制作、web制作会社 花のや

重度の花粉症である私が一番恐れている季節がやってきました。

鼻がムズムズ、鼻水、鼻詰まり、喉のイガイガ、目のかゆみで毎日辛いです。

恐ろしいと言えば入稿時に「文字のアウトライン化」を忘れることもとても恐ろしいことですね。

入稿するときに気を付けなければならないことの一つです。

文字がアウトライン化されていない状態のまま入稿してしまうと、

印刷後フォントが変わってしまう場合があります。

↑このように上で入稿したつもりが、アウトライン化を忘れると
　下のような全く違うフォントで印刷されてしまう場合があります。

折角数ある中からデザインに合うフォントを選択し、文字詰めをしても、

それが反映されないなんて悔しいですよね。

そこで今回は未アウトライン化を防ぐ方法を記録しておきたいと思います。

手順① 全てのレイヤーのロックを解除する

文字を全選択してからアウトライン化するのですが、

この時レイヤーにロックがかかっていと選択されません。

Illustrator上で目視で確認できるレイヤーにロックがかかっているのならまだ気づくのですが、

レイヤーの中のレイヤーにロックがかかっていると目視では気づきません。

↑このように個別のレイヤーにロックをして制作してしまうと、
　入稿時見落としてしまう可能性大です。

そこでまず「オブジェクト」→「すべてのロック解除」を選択します。

これでレイヤーを一つ一つ確認しなくても一発でロック解除することができました。

手順➁ 全レイヤーのロックを外したら全選択で文字をアウトライン化

全てのレイヤーを選択します。

全選択のショートカットキー 　Windowsは「Ctrl + A」 Macは「Command + A」

すると選択された箇所はパスが表示されます。

目視で選択漏れがないか確認します。

選択漏れがないことが確認できたら、アウトライン化します。

アウトライン化のショートカットキー　 Windowsは「Ctrl+Shift+O」 Macは「⌘+Shift+O」

孤立点も削除しておきましょう

手順➁の全選択後パスを目視で確認する段階で、不要な孤立点は削除しておきましょう。

不要な点が印刷されてしまうトラブルの原因となります。

「選択」→「オブジェクト」→「孤立点」でも削除できます。

今回は入稿時に「文字のアウトライン化」を忘れないための手順のご紹介でした。