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ホームページ制作の現場監督。Webディレクターで行こう!
こんばんわ。花岡です。
もうすぐバレンタインデーですね(意味深)。
独立する以前から私はWebディレクターという役職で仕事をしてきました。
友人知人に仕事で何をしているかと説明を求められてもなかなか説明しにくい役職です。
大まかにいってしまうとクライアントと制作現場をつなぐお仕事です。
クライアントのやってみたいことをヒアリングし、その内容を制作現場に落とし込む。
悪く言えば御用聞き、良く言えば現場総監督でしょうか。良くないですね。
正直デザイナーやプログラマーに比べると知名度は低いです。
そんな日陰のWebディレクターというお仕事について今回は少し触れていきます。
Webディレクターのなり方
私の場合は以前の職場に入社したその日からWebディレクターになりました。
正直言えばホームページの設計もしたこともありませんでしたし、デザインも埃程度の物しかデザインできませんでした。
でもなれちゃうんですね。環境って怖いですね。
結局Webディレクターと名乗ればWebディレクターです。それが三流なのか一流なのかの違いはありますが・・・。
持論ですが、デザイナーからのWebディレクターへの転向が一番理にかなってる気はします。
Webディレクターの仕事
制作会社によって違いはありますが、大体はこんな感じです。
- クライアントへのヒアリング
- 市場調査
- 提案書や仕様書などのドキュメント制作
- スケジューリング
- 作業者のアサイン
- 制作前の打ち合わせ
- 制作物の品質チェック
- クライアントと納品後の運用についての打ち合わせ
- 納品用ドキュメント制作
- 納品
結構工程はありますが、少し端折っています。
あと、大体ディレクター1人で小規模のホームページなら6本~10本は抱えれますので、これが平行して動いていきます。嘘です、強がりです。品質的に3~4本が限界です。
Webディレクターに必須のスキル
1、コミュニケーション能力
主な仕事はヒアリング、制作指示、提案書・指示書制作です。これらを踏まえるとディレクターの仕事は人が相手であることが多いです。
また、人材を適材適所に置くためにも社内でのコミニケーションは必須です。社内スキルの把握以前に、仲の良い現場に悪いことは有りません。
自分の課題ですが、叱咤激励が上手くなりたいですね…。
2、問題解決力
制作現場は常にトラブルと背中合わせです。
クライアント・制作現場の両者が納得できる解決方法を早急に提案しなければなりません。
自分が今までに直面したトラブルを、原因から究明まで把握しておくと同じトラブルが発生しても最短で解決に導くことができます。
3、機転力・状況判断力
多くの人が関わりながら制作をすすめるホームページでは常に現場の状況は変化していきます。
その中で進行状況と今後のスケジューリングを柔軟に調整していくことが必須です。
また、制作現場のタスクが溢れてしまうのはWebディレクターの怠慢です。
常に状況を見て、現場が最高のパフォーマンスで制作できるように調整をしていきます。
4、アンテナの広さ
最新の情報はできる限り追いかける必要が有ります。昨日使えた技術が明日からは使えません!ってこともあります。
また、テレビCMはできる限り見たほうが良いというのが持論です。
CMは費用対効果が大変シビアなので、消費者へのアプローチの仕方やマーケティング戦略がとてもよく出来ていますので、非常に勉強になります。
5、情報設計
ホームページは画像の集まりではなく、1つのストーリーある文章です。
消費者にアクションを起こしてもらうまでの道筋を設計する能力は必須です。
素養としてあると良いスキル
1、Adobeツールを一式操作できるスキル
これがあると徹夜に苦しむ制作のお手伝いができます。
たまに現場を混乱に陥れることもできます。
自信のない作業は徹夜が大変そうでも制作に任せましょう!
2、他業種(特に接客業)での就職経験
Web制作はインドアな職業です。
『人と喋りたくないし、Web制作に行こうかなぁ』なんて思ってる、そこの貴方。
Web制作の現場はコミニケーションが命ですよ。
基本的に人対人の職業であって、人対PCではありません。
人との会話に慣れているほうがとても有利です。
3、運の良さ
冗談に思えるかもしれませんが、本気です。
朝起きたらサイトが消えたなんていう冗談みたいな事態が旅行の一週間前に起きます(謝り倒しました)
ラックのたねは自分の為に使いましょう。
まとめ
Webディレクターは中管理職に相当します。
クライアントと制作現場の間で、常に摩擦に耐えていかないといけません。
辛いです。たまに孤独です。
でもディレクションって楽しいんですよね。Webディレクター仲間が増えるといいなー。
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