ファイル管理について - 名古屋でホームページ制作、ECサイト制作なら花のや 名古屋のホームページ制作、web制作会社 花のや

お久しぶりになります。

今回は社内ファイルのバックアップ体制についてお話します。

データは財産

我々の業界では成果物はその会社の財産です。
クライアント様にボツになったとしても提案したもの、試行錯誤したもの、卸したもの。
それらが積み重なって会社としての色、アイデンティティとなります。

そして、それらを失うということは数字に出ない資産を失うということにつながります。
そのために、ウィルス対策やセキュリティ、バックアップ体制を万全にする必要があります。

花のやのバックアップ体制

現在弊社ではRAID1を2重にかけてバックアップしています。
通常の作業、保存領域をAとします。そちらが通常のRAID1で保護されておりますが
何分機械です。ハードディスクのデータが保証されていてもNAS自体が不調になる場合もあります。
そこで毎日Bという別のNASと同期させてそちらでもRAIDを組むという形にしています。

また、年に1回DVDメディアへのバックアップと整理をしております。

DVDメディアでは役不足

問題はこの部分ですね。DVDはとにかく容量が足りません4.7G。
BDにしても多少毛が生えた程度な上、長期保存性能も良くて変わらないか下手すれば悪いレベル…。
そこで新品はまだまだ高いですが中古であれば検討レベルに入るのがLTOやDATあたりになります。

あくまでも今後触ることのない成果物の退避場所としての意味合いが強いですが
耐候性、I/O速度、容量、コストパフォーマンスを考えると結構良さそうな気がするので
今度ねだってみようかなと思います。LTO4でも圧縮してやれば1.5TBですよ
現時点での狙い目はLTO4か5あたりですね。6はオークションでたまに出ている感じです。

ただ、LTOの中古というのは大企業やデータセンターのお下がりなのでそれなりの
覚悟は必要な上、専用ソフトなどもありますので注意しなければいけません。

また、LTO4以下の場合はディレクトリ構造を保存するのにtarでまとめるのが前提になりそうです。
楽に管理したい場合はLTFSに対応している5がなにかと楽ちんそうですね。
もちろんLTO4でもそのあたりの弱点を補うための専用ソフトが付属している場合もあるそうです。

買ってもらえるように表とかも書いてみます。

LTO