一緒に悩み、考える。
つくるだけでなく、
そのあとの物語も、ともに。
どんな会社もサービスも、それぞれにストーリーがあります。
花のやはそれをサポートしながら、お客様の成長を隣で見ていたいのです。
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ホームページ、とりあえず作るその前に
ディレクター中村です。
仕事の外で出会った人にWebやってますと話すと、よく言われることがあります。
「ホームページ作りたいと思ってるんだよね」
「うちのサイトもどうにかしないといけないんだけどね」
ほぼ社交辞令なのですが、たまに本気でどうすればいいのか?というご相談を受けることも。
今回は、そんなお話を伺う中で感じた「だったらまずは…」を綴ります。
技術的なことは一切出てきませんので、技術がなくて作れない…という問題に関しては、こちらの過去記事をご参照ください。
そもそも、なんでホームページなの?
現在お持ちでない方がホームページを作りたいとおっしゃる時、決まってその後に続く文句があります。
「今時、ホームページくらいなくちゃ格好つかないよ」
確かに世の中にはありとあらゆるホームページが溢れていて、会社の名刺やパンフレットにURLが掲載されていたり、TVCMでも「続きはWebで!」なんて流れたり、とにかく自前のホームページを用意しなければならないような気になります。
でも、ちょっと待ってください。
あなたがホームページを作りたいというその会社、組織、サービスは、誰を相手にしていますか?
例えばの話、です。
それが地域の老人会だとしたらどうでしょう。
メンバーの平均年齢は80歳。もちろん、そのくらいのお年でデジタルに強い方だって世の中たくさんいらっしゃるのですが、ここではスマホを持っている人はおらず、自宅にパソコンがある人もごくわずかと仮定します。
「うちの老人会、ホームページがあるんだよ」と言ったら「えっ、それは凄いですね!」という反応は返ってくるかもしれませんが、そのホームページでメンバーに向けたお知らせを発信して、見てもらえるでしょうか。
結局、ホームページだけでは伝わらないので、電話で連絡することにはなりませんか。
これくらい極端な話をすると気づいていただけるのですが、意外とそこを考慮されずに「とにかくホームページ」と考える方は多いように感じます。
それに、Web上で情報発信するための方法は独自のホームページしかない、と思い込まれる方も。
もしも電話帳と同じように、自社の社名・住所・電話番号さえ掲載できればいい、という程度なら、同業者組合のようなところでホームページを作っていれば、そこの組合員一覧で事足ります。
飲食店であれば、メジャーなグルメサイトに登録する方が効果が上がる場合もあるでしょう。
ホームページを作っても認知されるためにはそれなりのお金や時間や手間がかかるのですから、必ずしもそれがベストな選択とは限らないのです。
手段が目的になっていませんか。
知名度を上げる、顧客を増やす、人材を集める…ホームページに期待する効果は何でしょう。
それは裏を返せば、解決したい課題ということ。
- 課題がある
- 思いつく限りの対策を考える
- それぞれについてあらゆる側面を検討する(費用対効果など)
- 候補の中から最適な手段を決定する
このステップで2から先を省いてしまい、いつのまにかホームページさえあれば何とかなるに違いない、と「ホームページを作ること」が目的になってはいないでしょうか?
所詮、ホームページは情報のひとつのカタチでしかありません。
情報は求める人に活用されてこそ、意義のあるものです。
「格好つかないから」と手を出す前に、まずは本当に必要なものが「ホームページ」なのかどうかを確認して欲しいな、と思います。
それで「やっぱりホームページだ!」となった時のお話は、また次の機会に。
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